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2024.07.12
油の適切な捨て方 とは? 油を捨てるタイミングや方法をご紹介します
天ぷら、唐揚げ、コロッケ・・・多くの家族が喜ぶメニューですが、後片付けや油の処理が面倒ですよね。
正しい処理をしないとキッチンの排水管が詰まる原因になったり、水質汚染につながってしまう可能性もあります。
今回は、そんな面倒な油の処理についてご紹介します!
油の簡単かつ適切な処理方法を知ってもらって、皆さまの毎日の料理ライフが少しでも楽になればうれしいです♪
油って何ゴミとして処理すればいいの?
食用油を処理する際は、「可燃ごみ」として処分しましょう。
ただし、自治体によっては廃油回収を行いリサイクルしている地域もあります。その場合、容器に入れて指定の回収場所で回収してもらうことになります。自治体によって回収方法を指定しているのでホームページ等を確認してみましょう!
油を処理するタイミングはどう見極めればいい?
そもそも食用油の捨て時ってどう見極めればいいのか知っていますか?
揚げ物に使用した油をオイルポットなどに保存して数回使う方もいらっしゃると思います。しかし、捨て時がよくわからず「なんとなくそろそろかな~」と感覚で捨てている方もいるのではないでしょうか。調理内容によって油の持ちも変わりますが、タイミングを判断する目安としてチェックできるポイントをお伝えします!
色が濃くなってきた
何度も揚げ物を繰り返すと油は色が濃くなってきます。劣化して色が付いた油で揚げ物をすると食材に色移りして見栄えも悪くなってしまいます。
変な匂いがする
繰り返し調理に使ったり、開封から長期間経っていたりして劣化した油は嫌な臭いがしてきます。念のため、使う前は毎回匂いをチェックするのもいいですね。
粘り気が出てきた
新鮮な油は低温でもサラサラとしていますが、劣化した油は温度が低くなると粘り気が出るようになります。
180℃前後まで加熱すると煙が出る
180℃前後で煙が出てきた場合も劣化している証拠です。
揚げ物油は正しく保存した場合でも、2~4回使用したら新しくするのが一般的ですが、魚や肉の調理だと油が汚れやすいので毎回油の状態をチェックして使うことをおすすめします!
揚げ物油など大量の油の処理方法
捨てたい油の量が多い場合は、いくつか方法がありますが、間違ってもキッチンの排水口にながすことはやめましょう。環境に悪影響であり、ご家庭の排水口の詰まりの原因にもなるので絶対にシンクには流さないでください。
また、油の処理はやけどや発火の危険があるので注意して行いましょう!
凝固剤を使う
専用の凝固剤を使って油を固めて捨てる方法です。
油が熱いうち(80℃ほど)に凝固剤を入れるだけなので、手やキッチンを汚すことなく捨てることができます。完全に冷めてしまうと固まらないので、商品に記載してある温度を確認してから使用してください
凝固剤はスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで購入することができます。
こんな感じで固まってくれるので袋に入れてゴミとして捨てることができます!
牛乳パックと新聞紙を使う
牛乳パックに新聞紙やキッチンペーパーなど吸油性の高い紙を入れて油を吸収させる方法です。油をしっかり冷まして行い、念のため発火防止として水も一緒に染み込ませましょう。牛乳パックの口をテープなどでしっかりとめて燃えるごみとして捨ててください。
ポリ袋を使う
牛乳パックがないときはポリ袋で代用できます。この場合も油をしっかり冷まして行い、念のため発火防止として水も一緒に染み込ませましょう。家庭にあるものでできるので手軽ですが、ポリ袋が破れていると大変なことになりますので穴が開いてないかチェックし、2重にするなど対策をおすすめします。
自治体の廃油回収を利用する
自治体によっては廃油回収を行っている地域があります。この場合、資源ごみとしてリサイクルされるのでここまで紹介した処理方法とは異なります。ホームページなどを確認し、指定された方法に従って回収してもらいましょう!
油が少量の時の処理方法
油が少量の場合や、こぼしてしまったときにおすすめの方法です。
ペーパータオルなどに吸わせる
ペーパータオルは吸油性が高く、少量の油であれば十分吸いとってくれます。
片栗粉に吸わせる
油の量が少なければ凝固剤の代わりに片栗粉に吸わせる方法があります。油と同じくらいの量の片栗粉を油が温かいうちに入れて混ぜます(やけどには注意してくださいね!)。凝固剤のようには固まりませんが、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして処理することができます。
油をシンクに流すのは絶対NG!
大量の油をシンクに流すのは絶対にNGです!
排水管が詰まってしまう危険
油をシンクに流してしまうと、排水管の中で冷え固まってしまい、そこに他の汚れがくっついていき排水管を塞いで詰まりの原因になります。
水質汚染や生物に悪影響を及ぼす
使用済の天ぷら油20mlを魚が住めるまで薄めるには、バスタブ約20杯分の水が必要ともいわれています。
【番外編】揚げ物油のおすすめの保存
ここまで油の捨て方についてお伝えしましたが、番外編として油の保存方法についても少しだけご紹介します!
上手に保管するならオイルポットがおすすめ
おすすめなのは細かいカスも取り除いてくれるフィルター付きのオイルポットです!
調理後の油から大きな揚げカスを網じゃくしで取り除いたら、オイルポットに少しずつ入れましょう。フィルターが網じゃくしでは掬えなかった細かいカスも取り除いてくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
揚げ物は美味しいけど後片付けが面倒な料理ですよね。この記事を読んで、正しくて簡単な油の処理方法を見つけてもらえたらうれしいです!
ホームユース製品の専門商社として90年の歴史を有する、中山福株式会社がプロデュースするオリジナルブランドです。皆さまの生活シーンやライフスタイルに合った、ベストな商品をご提案し続けています。
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